出版社内容情報
常にすでに他者に開かれ,異種混交であるわれわれの生の現実を否認してきた国民主義の諸制度が再審に付されている.日本思想・日本文化論等の知はもとより,文学・母語・主体性さえナショナリズムと人種主義の安逸に奉仕するものとして解体される.新しい社会性の構築に向け
内容説明
常にすでに他者に開かれ、異種混交であるわれわれの生の現実を否認してきた国民主義の諸制度が再審に付されている。日本思想・日本文化論などの知はもとより、文学・母語・主体性でさえ、ナショナリズムと人種主義の安逸に奉仕するものとして解体される。新しい社会性の構築に向かう理論的挑戦の書。
目次
1 序論 翻訳と主体
2 日本思想という問題
3 西洋への回帰/東洋への回帰―和辻哲郎の人間学と天皇制
4 文化的差異の分析論と日本という内部性―主体そして/あるいはシュタイと国民文化の刻印
5 「文学」の区別、そして翻訳という仕事―テレサ・ハッ・キュン・チャの『ディクテ』と回帰なき反復
6 戦後日本における死と詩的言語
著者等紹介
酒井直樹[サカイナオキ]
1946年生まれ。東京大学文学部卒業ののち、シカゴ大学大学院で学び、1983年に博士号を取得。シカゴ大学助教授などを経て、コーネル大学人文学部教授。専門は、日本思想史、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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