正義とは

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000285438
  • NDC分類 108
  • Cコード C0310

出版社内容情報

正しく生きるとはどんなことだろう.正しさは人や時代によりけりなのか.価値観が多様化した現代社会のうちに生きる私たちは,しばしばこうした疑問を抱くのではないだろうか.この巻では「普遍的な倫理」「他者と正義」「正義と寛容」を主題とする三つの講義と対話を柱に,

内容説明

正しく生きるとはどんなことだろう。正しさは人や時代によりけりなのか。しばしば起こるこうした疑問をもとに、この巻では、倫理の基本となる「正義」について改めて考える。

目次

第1講 すべての人にあてはまる倫理はあるのか―倫理とその普遍性(普遍宗教と民族宗教;日本の分際倫理;カントの定言命法とその批判;功利主義;男女平等を求める倫理)
第2講 隣人とどうつき合うのか―他者の正義との出会い(琉球という「他者」;隣にあるイスラーム;「19世紀オリエント・ルネサンス」のゆくえ;国粋主義と日本主義)
第3講 “正義”はひとつか―勝者の正義・敗者の正義(ギリシア、西洋中世における正義;キリスト教と応報的正義;武士道と正義;宗教戦争と寛容)
課題探究 現代の正義論―正義は、社会で「正しい」と思われていることなのだろうか

著者等紹介

直江清隆[ナオエキヨタカ]
1960年生まれ。東北大学大学院文学研究科准教授

越智貢[オチミツグ]
1951年生まれ。広島大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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テツ

17
タイトルにあるように『高校倫理からの哲学』正義とは何なのか。普遍性についての思考と倫理学とは切り離せないけれど「正義」に限って言えば、それが普遍的であるとはとても思えないよな。勿論人によってそれぞれの正義があり、生きていく過程で在り方が全く異なる正義と衝突する。ある程度生きていれば学ぶ必要もなく知っているだろう。正義なんて絶対でもなければ、ただ一つの正解の正義がある訳でもない。異なる思考、異なる倫理、異なる正義をベースとして生きる無数の人間で社会は構成されている。それを踏まえた上で自分の正義を考えろ。2023/05/10

本命@ふまにたす

3
高校「倫理」の題材をもとに哲学へ誘うシリーズの一冊。この巻では「正義」について論じているが、西洋に限らず中国など東洋思想にも目配りがなされており、ものごとを考える手掛かりを与えてくれる。2023/01/01

ソーシャ

1
正義についての様々な思想を分かりやすく紹介した高校倫理からの哲学シリーズ第三巻。西洋思想だけでなく、東洋思想にも重点が置かれていて興味深く読めます。内容は少し薄いですが『もっと詳しく知りたくなる』という意味では間違いなくいい本ですね。2014/02/28

那由田 忠

1
 期待していたほどの深みがなかったものの、まあまあいろいろな観点での議論を知ることはできる。キリスト教の神の正義という観点であまり考えていなかったので、信仰義認と贖罪信仰の結びつきが、神の正義という視点で初めて見えることを教えられた。罪の赦しが和解という新しい形の愛を、人間関係を生み出すというのは重要な視点で、キリスト教世界から学ぶべきものなのだろう。2013/02/15

ぴょんpyon

0
倫理の普遍性(=すべての人に当てはまる倫理はあるのか)という問題から考え、次に自分とは異なった倫理にもとづく他者と出会ったとき自己の倫理と他者の倫理がどう対立するかを見ていくことで「正義」の正しさにせまる。日本・中国やヨーロッパの思想史における「正義」の扱われ方も紹介されていて、広く基礎を押さえています。良い構成の本だと思います。2017/11/16

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