山川菊栄集 評論篇〈第2巻〉女性の反逆 (新装増補)

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000284622
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0310

出版社内容情報

母性保護論争,廃娼論争など幾多の論争を経て評論家としての地歩を固めた山川菊栄は,東京帝大の教授たちからなる社会政策学会に招かれ,女性の職業問題を論じた.山川の切り口鮮やかな評論は,同時代の男性批評家たちを瞠目させた.「豊富な知識,厳正な論理,鋭利な観察」(堺利彦)をもって展開された,1919―21年の評論を収録.

内容説明

母性保護論争などを経て、評論家としての地歩を固めた山川菊栄は、女性の職業問題についていっそうの健筆をふるう。「豊富な知識、厳正な論理、鋭利な観察」(堺利彦)と評された、1919~21年の評論を収録。

目次

1 一九一九年(大正八年)(婦人と職業問題;日本婦人と参政権;誤れる婦人職業論の一標型 ほか)
2 一九二〇年(大正九年)(現代社会と婦人の使命;婦人と労働運動;男性よりの解放 ほか)
3 一九二一年(大正一〇年)(婦人解放と産児調節問題;産児制限問題;古代へ復る婦人美の理想 ほか)