目次
日本の森林
炭を焼く人
山で働く人
山の部落、広瀬
女の仕事
山の子供たち
分教場
花嫁
若者たち
町へ下る道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
28
1958年発行、定価百円。山梨県の山村を舞台にしたわずか64ページの写真集ですが、食い入るように読みました。木馬道を作り山に入り、木を倒し集積場まで運んだり炭を焼いたりする男たち。女性は家事、育児をしながらわずかばかりの畑を耕し、山に入って作った薪を背負う。川から水を汲んで運ぶ。子供達は赤ん坊を背負い小学校に通う。過酷な生活を映し出す写真ですが、皆の生き生きした姿に生きている事の喜びを感じられます。わずか数十年前の貧しい生活ですが希望が満ち溢れている様子が感じられました。2017/12/11
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