内容説明
全國には道も鉄道も沢山あるが、日本人には東海道が最も親しみ深いものになっている。廣重のあの美しい絵のことを心に描きながら、汽車の窓から眺めた現代の東海道を捉えた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
28
1954年発行。東京から大阪まで東海道沿線の写真を載せて一言コメントが時代を感じさせます。まるで自分が汽車に乗って旅をしているかのように思えてきます。静岡では機構が穏やかなので「駿府ボケ」になるとか、浜松がこの当時から楽器の町と言われていたことなど楽しい読書でした。2020/12/29
はるゆう
1
読んだ、というより「見た」。昭和28年ごろ、東京-大阪間の写真を載せている。今の風景と比較できるところは、「へー、そうだったんだ」と感心できる。気になったところを書いておく。新橋-浜松町で国会議事堂が見えてる。今はビルだらけで、何にも見えないけど。有楽町-新橋に堀が残っているのか?由比のあたりも、昔はこんなに線路と海岸とが近接してたのか。今は、道路が走っている、はずだと思ったけど・・・。名古屋、臨港線が分岐していくあたりが畑ばっかりすぎる。香味ソースの看板発見。米原駅でかい。2011/06/05
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