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日本の本の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
to boy
21
1953年発行。当時の出版業界について写真をメインに詳しく記載されています。仕事は出版社、印刷所、製本所、取次店、小売りと細かく分業されていて、机一つあれば出版社として成り立っていたそうです。印刷は一字ずつ版を組み合し、出来上がった印刷物を人手で折って頁順に並べる。凄まじい手作業です。ところで、活字を組んだ版から紙型を取って保管しておくので活字の版は保管する必要が無いって初めて知りました。本ができるまでの工程が詳しく書かれていて面白いです。2020/12/23
ツキノ
12
ナルニア国で見つけてこれは!と購入。大変興味深く読む。元は1953年11月発行。写っている人たちも、本も、活字も、その作り方もすべてがおもしろい。かつて本がこんなにも必要とされていた時代があったのだ。いまは購入方法が多様化してきたからなぁ。発行点数は増えても求め方がちがう。時代と共に変わるのは当然として、これはほんとうに貴重な資料だと思う。2017/05/15
ののまる
10
うわー。パソコンや機会がない時って、従業員が刷り上がった頁を折ってたんだ!!1冊1冊、ぜんぶ手作業。大切に読まないと、と実感する。2019/02/13
kinox
1
1958年刊行本の復刻。出版流通がいかに長年同じ構造で硬直化しているかがよくわかる。2010/02/05
NakaTaka
0
書店、出版社、取次、製本所・・・活気のある書籍の流通の世界がここにある。著名な作家の原稿も載っている。そして、書籍の内容について、その質について嘆いているところは、今もこの時代も変わらないのだなあと思った。1953年刊行の初版を忠実に再現するよう努めたという。2013/06/24
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