感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
53
最寄りの図書館のホームページで岩波少年文庫の未読をチェック中に見つけて借りました。約50ページほどの薄く古い本だったので、驚きましたが、1955年頃の長野県の小学校の生徒の一年をモノクロ写真で綴る、思いでのアルバムのようで、温かく優しく、癒されました。当時の子供の様子がよくわかるけれど、私が子供の頃や、いまの子供とも、きっと同じだろうとも思える。同級生が教室で戻した汚物を一人が拭き始めたら、みんなが手伝う描写が素晴らしい。人間、こうありたい。2017/03/23
to boy
24
1955年発行、小学校教師が受け持ちの1年生を写した写真集。入学式から学期末まで、授業や遊び、学芸会や運動会など日常の姿が写っています。女の子はおかっぱ、男の子は坊主で時代を感じさせます。初めての集団生活への不安顔から笑顔で遊ぶ姿まで1年生の素直さが見ていて気持ちいい。だが、書かれているコメントはいかにも教師らしい上から目線の所があってちょっとイラつく。2020/12/21
寛理
1
☆☆☆☆☆ かなり実際の役に立つ本だった。2019/10/05
てんきゅ
0
農村に暮らす一年生の一年間をアマチュアカメラマンでもある担任が丁寧に記録した写真集。1955年発行。写真も素晴らしいけど、それに添えられているコメントも愛に満ちておあります。今も昔も子ども達は可愛らしい。 復刻してくださった赤瀬川先生にも感謝。2014/01/19