内容説明
見慣れたはずのその町が、ある日突然、別の貌を現す。不条理と甘美が交錯する、9つの物語。
著者等紹介
坂東眞砂子[バンドウマサコ]
毎日童話新人賞優秀賞(1982年)、直木賞(1996年)受賞
磯良一[イソリョウイチ]
1962年生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あも
90
レーベル通り珈琲飲む間に読了できるショートショート9編だが、満足度は非常に高い。本を読み始めた頃の喜びを思い出させてくれた。妙に人間味のある神様の「天地創造」、駅の伝言板の勧誘に乗った男の「足跡、買います」など星新一や世にも奇妙な物語を彷彿とさせるエスプリ効いた話から、ゾッとまではしないが何処とない不安を誘う「幸せな日々」、シニカルでペーソス感じる「銀世界へ」、期待と不安入り混じる寂しい余韻を残す「ジャングル・ホーム」。多様なお話を磯良一氏の素晴らしい挿絵と共に。皆様も珈琲でも煎れて、読んでみてはいかが?2018/08/17
ユカ
48
図書館で。岩波書店さんのCoffee Booksシリーズ。原田マハさんの『おいしい水』と同じシリーズなんだと思って、手にとりました。大人のための童話集。ちょっとホラーな短いお話が九つ描かれていました。「銀世界へ」が一番好き。どのお話もさらっと読めるけれど、童話のような不思議な描かれ方なので、じっくり読んで、一人で考えたり想像したりするのが楽しい本です。磯良一さんの版画の挿し絵が素敵。2014/06/01
ともこ
34
直木賞受賞作家であることも、「ホラー作家」と言われていることも知らず、絵とタイトルに惹かれて手にした。ホラーというより、どこか星新一さんを思わせる豊かな発想による短編集で、興味深く読み終えた。温暖化や、音が溢れた社会に悩む話は、現代の風刺のようだ。また、天地創造にまつわる話や、「足跡」と称して記憶を売る契約をしてしまう話など、SFのようでもありおもしろかった。絵も含めて、大人向きの迫力ある絵本だ。2024/04/23
tama
29
図書館本 これもショートショート 「日没」ワケのわからない怖さ。「転生」えっ。あっちとかこっちとかってそういう構造になってたのか!? 心の準備がないままにいきなりマシンでグルングルン宙返りさせられてるような感覚になります。面白い!2014/05/14
Comit
28
市立図書~文学とビジュアルが切り結ぶおとなたちへの贈り物~Coffee Booksシリーズ~直木賞作家坂東眞砂子×イラストレーター磯良一。日常的なもの、非日常的なもの、あの世この世、様々な視点から少し変な世界観を描いた9つの短編集。世にも奇妙な物語を想起しました。ビター?いや砂糖なしミルクなしのブラックコーヒーでした☕️2024/08/28
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