ドキュメント平成政治史〈2〉小泉劇場の時代

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ドキュメント平成政治史〈2〉小泉劇場の時代

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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000281683
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0331

内容説明

相次ぐ政党の離合集散、熾烈な権力闘争の果てに25年間に延べ18人もの首相が目まぐるしく交代した平成期の日本政治。どこでどう間違えたのか。政治記者歴32年の著者が、政治家たちの肉声を記録した膨大なメモなどの取材記録を駆使して、徹底検証するシリーズ。志半ばで首相小渕恵三が急逝し、続く森喜朗内閣は不人気で退陣に追い込まれた。自民党が危機に直面するなかで、政権の座に就いたのは小泉純一郎だった。5年5カ月に及んだ小泉内閣の斬新な政治スタイルは、これまでの自民党のみならず、日本社会の姿をも変えた。橋本派を標的とした政敵潰し、貧困や格差を生んだ構造改革、過激なワンフレーズによる世論誘導など、政権の軌跡と功罪を振り返る。

目次

第9章 突然終わった最後の経世会政権―小渕恵三内閣(「凡人、軍人、変人」三巴の戦い;「冷めたピザ」からの大逆転 ほか)
第10章 「五人組」が生んだ短命政権―森喜朗内閣(「神の国」解散;加藤の乱 ほか)
第11章 自民党をぶっ壊す異形の政権―小泉純一郎内閣(前期)(劇場型政治の幕開け;「抵抗勢力」への末挑戦状 ほか)
第12章 熟議なき自衛隊海外派遣―小泉純一郎内閣(中期)(「小泉ワンマン内閣」の足場固め;ブッシュとともに ほか)
第13章 禁じ手使った「刺客選挙」―小泉純一郎内閣(後期)(攻防・郵政民営化;真夏の「関ヶ原」 ほか)

著者等紹介

後藤謙次[ゴトウケンジ]
1949年生まれ。1973年早稲田大学法学部卒業。同年共同通信社入社。自民党クラブキャップ、首相官邸クラブキャップ、政治部長、論説副委員長、編集局長を歴任。現在はフリーの政治ジャーナリストとして活躍。共同通信客員論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しーふぉ

22
小渕内閣から小泉内閣まで。 小渕政権の地域振興券と2000円札発行は何だったんだろう?まあ、小渕さんがやりたいのではなく、公明党の意向に沿った政策だったのだけれど… 小泉政権はアメリカから言われたことは絶対にやる政権だったのがよく分かった。政策の良し悪しよりイメージ優先の政権選択の源となった。2017/10/21

ぐうぐう

10
『平成政治史』第2巻には、小渕恵三、森喜朗、小泉純一郎と、三人の首相が登場する。しかし読み終わると、小泉純一郎の印象しか残らない。5年5ヶ月という政権の長さもさることながら、のちに劇場型と呼ばれるその大胆不敵な政権運営が、自民党どころか、日本政治の、いや、日本社会そのものすら変えてしまったのだから。後藤謙次は、そんな小泉政権の功罪を詳らかに検証していく。(つづく)2014/07/09

Piichan

9
いわゆる「加藤の乱」が失敗してから自民党の派閥は競争することを避けるようになったと思います。それだけ1990年代の自民党が苦難に見舞われてきたと言えるのですが。2018/01/16

かんがく

7
小渕、森、小泉の三内閣。長期政権だけあって、その殆どが小泉の記述に割かれる。前巻からの流れで読むと、小泉政権の特殊性が良くわかる。小泉までは派閥間の対立などの複雑さが面白かったが、小泉政権は圧倒的強者の首相が劇場政治を進め、国会もスキャンダル合戦で読んでいてあまり面白くなかった。とにかく現代に大きな影響を与えている事だけは確か。2017/11/29

わび

4
再読。後半4分の1程がおぼろげながらも当時の記憶があるかどうかという感じ。経世会に深く食い込んだ記者だからこそ小渕・森政権の記述は情感に溢れ、特に突出していく野中と時の宰相との疎隔の描写は本書の白眉ではないだろうか。小泉政権については異質性を強調し、政策についても割合批判的な立場からのコメントが目立つが、それ以上に著者の書き振りが評論家然としたものに変わった印象がある。それでも政局物のドラマとしてダレることなく読めるのは、この政権が一貫して大胆かつ緻密に劇場型政治を展開したことの鮮やかな表れであろう。2020/12/06

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