井上ひさし発掘エッセイ・セレクション<br> 小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション

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井上ひさし発掘エッセイ・セレクション
小説をめぐって―井上ひさし発掘エッセイ・セレクション

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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000281508
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

出版社内容情報

長編から短編まで、たくさんの小説を著した井上ひさし。本を愛し、豊富な読書量で知られ、文学をめぐるエッセイ・批評も数多く遺しました。本書は小説をテーマに、創作の原点である山形小松・仙台の思い出、文庫解説、作家との幅広い交友、自作について綴る「作者のことば」など、著書未収録のエッセイを選び抜いて収めます。

内容説明

多彩な創作活動を繰り広げ、多くの著書を遺した井上ひさし。でも、新聞・雑誌等で好評を得ながら、まだ著書に収められていない作品が多数あるのです。その中からエッセイを選び抜き、テーマ別の三冊に編みました。これぞ鉱脈から発掘された「お宝エッセイ」。井上ひさしは小説を「書く」「読む」の両方に情熱を注ぎました。本書には、創作の原点である山形小松・仙台のこと、書評・文庫解説、同時代の作家との交友、自作に関する「作者のことば」などを収録。稀代の作家は、どのように書き、どのように読んだのか。「小説」と向き合う、真摯な姿勢が明らかになります。

目次

1 来し方(故郷小松;仙台;仙台文学館館長として)
2 とことん本の虫(解説(フィリップ・ロス著『素晴らしいアメリカ野球』)
柳田国男への挨拶(柳田国男著『不幸なる芸術・笑の本願』解説)
「FARCEに就て」について
つめくさの道しるべ(宮沢賢治著『注文の多い料理店』解説)
彼のやりたかったことのリスト
セントルイス・カレーライス・ブルース―解説にかえて(『新・ちくま文学の森11 ごちそう帳』)
文学的悪戯(『新・ちくま文学の森16 心にのこった話』解説)
ジェラール・ヴァルテル『レーニン伝』(達人が選んだ「もう一度読みたい」一冊)
「太鼓」の音が近づいてくる)
3 交友録(先達を仰いで;ライヴァルにして友人;後進へ)
4 自作を語る(作者のことば;自作をめぐって)

著者等紹介

井上ひさし[イノウエヒサシ]
1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あまみ

15
発掘エッセイ・セレクションと銘打っているとおり「お宝エッセイ」他の作家の本の解説や雑誌に載せたエッセイを集めたもの。▽「ひさし」本名は廈と書く。文字の連想から厦門(あもい)とか草履(ゾウリ)とか呼ばれたことがあるそうだ。本人は怒っていたが、笑ってしまった。出生から生い立ちは複雑で、児童養護施設で過ごしたことを初めて知った。いろいろな作家のことも記しているが、宮沢賢治と藤沢周平のものが良かった。エッセイ集としては珍しく、ほぼ一気読み。文章が上手いと思った。2022/02/02

チェアー

10
小説やことば、作家をめぐる原稿のまとめなのだが、井上ひさしの交遊関係がわかって興味深い。特に藤沢周平との関係を語った文章がいい。ぽつりと語る藤沢の言葉が井上に染み込んでいく様子。城下町の様子をオリジナルの地図をつくるほど、井上が藤沢の小説に入れ込んでいた様子も素敵だ。藤沢周平を読み連ねたくなる。2020/11/02

美幸

2
面白かった。お気に入りは同郷の藤沢周平との交友録。って言ってもお会いした回数はそう多くはなかったそうですが。井上さんは藤沢さんのファンの様で彼の作品を読みながら海坂藩の地図を書くという凄いことをしていたそう。あぁ、山形名物の小茄子の浅漬けが食べたくなった。2021/01/05

はるさん

1
作者の「発掘エッセイ・コレクション」シリーズの三作目は、自作を含めた小説についてのあれこれを語る。松本清張、司馬遼太郎、藤沢周平等の大作家の作品に触れた書評は、作者らしい優しく真摯な眼差しが感じられて楽しい。2020/09/02

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