フェミニズム理論

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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000281379
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0336

内容説明

社会構築主義のインパクト、多様性の承認。バックラッシュと新自由主義、「女性の貧困化」。社会理論がその方向性を見定めがたく彷徨する間に、ひとびとの身体・生命はグローバルな取引の激流に投げ出された。フェミニズムは近代リベラリズムの何を乗り越えるのか。ジェンダーの壁を越えた承認と再分配の理論構築へ、丹念に積み重ねられた論考を紹介。

目次

知識批判から女性の視点による近代観の創造へ―付・増補編解説 二一世紀フェミニズム理論に向けて
1 フェミニストによる知識批判(女性学 “女の視座”をつくる;社会思想批判 ジェンダー―コスモロジーと自律の牢獄;男性中心主義―フェミニスト社会学のゆくえ;哲学への視座―フェミニズム理論と哲学;宗教へのフェミニスト・アプローチ 女性と宗教)
2 労働と身体―フェミニストの視点から「近代」を問う(生活資料の生産と生命の生産 女性史は成立するか;社会主義とフェミニズム マルクス主義フェミニズムとその理論的射程;エコロジカル・フェミニズムとマルクス主義フェミニズム エコロジカル・フェミニズムの地平をさぐる;フェミニズムにおける二つの「近代」―「近代」とフェミニズム;身体史からみる「近代」―身体史の射程)
増補編1 モダンとポストモダン(家事労働という不払い労働 家父長制の物質的基礎;抗議を封じる構造 からかいの政治学(抄)
読み込まれる/反映されるジェンダー
身体把握と性規範―身体的性差という虚構
「慰安婦」証言にはらまれる言説的権力―出来事の現実)
増補編2 リベラリズムとフェミニズム(抽象的理念としての「自由」? リベラリズムの困難からフェミニズムへ(抄)
ジェンダー構造の変革と法 正義論における家族の位置(抄))

著者等紹介

井上輝子[イノウエテルコ]
1942‐。和光大学現代人間学部教授。社会学、女性学

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948‐。東京大学大学院人文社会系研究科教授。社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むとうさん

3
フェミニズム・ジェンダー関連のお勉強は続く。理論というよりは論文集だったけど、いろんな論点が読めたのは有益…多分。結局のところ(現代の)フェミニズムは、形式的平等の達成後いかに「実質的」平等を様々な分野で達成するか、それを広く納得させるかという部分に力を入れているようだ。その辺はなるほど、社会主義、マルクス思想との親和性がある。ただ社会学や歴史は百歩譲っても科学まで男性色がーと騒ぎ出すのはもう被害妄想レベルにしか見えない。歴史や社会学に関しても目指すべきは「女性の」ではなく「公平な」だろうに。2012/11/15

Sota

2
竹村和子さん、あまりにも惜しい方を亡くしたと思います。バトラーの思想は非常に刺激的で面白い。しかし、フェミニズムには、それが虚構だとしても、「女性」の団結を謳ってほしいと願ってしまいます。2017/09/18

madofrapunzel

0
★★★★★ 7、8本の論文を読了。完成度が高く、いやはやビビる。出版当時の最先端の理論をわかりやすくまとめるとともに、問題提起も鋭く行われている。江原氏のまとめは一読に値する。2013/05/28

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