内容説明
現代社会に生きる私たちにとって、うつ病、PTSD、統合失調症などの心理的な不調は身近な問題である。私たちはどのように心の変調と向き合えばよいのだろうか。心理学では、性格の成り立ちや偏り、認知の傾向などから心の問題の発生メカニズムを解明し、エビデンス(実証)にもとづいた治療や援助を行う。臨床心理の両輪をなす理論と実践について具体的な心理療法や症状を用いて解説する。
目次
臨床と性格の心理学を学ぶ
第1部 臨床と性格の心理学 概論(性格心理学;異常心理学;心理アセスメント;心理療法)
第2部 心理的障害への応用(抑うつの臨床;不安障害の臨床;統合失調症の臨床)
著者等紹介
丹野義彦[タンノヨシヒコ]
東京大学文学部心理学科卒業。医学博士。現在は、東京大学大学院総合文化研究科教授
坂本真士[サカモトシンジ]
東京大学教養学部教養学科卒業。博士(社会心理学)。現在は、日本大学文理学部教授
石垣琢麿[イシガキタクマ]
東京大学文学部卒業、浜松医科大学医学部卒業。博士(学術)。精神保健指定医、精神科専門医、臨床心理士。現在は、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 親馬鹿子馬鹿