双書時代のカルテ
反情報論

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  • サイズ B6判/ページ数 124p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000280815
  • NDC分類 007
  • Cコード C0310

出版社内容情報

情報、このあやふやで不完全なもの。
株取引から宇宙開発まで、なぜ人々はこの不確定なものに拠って行動し、あえて疑うことをしないのだろうか。IT技術とプログラム処理一般の由来を明らかにし、ゲームの理論や生物学における応用の危うさを指摘する。情報の操作・悪用に対処するための、情報に対する態度と生き方を考える。

内容説明

情報、このあやふやなもの。徹底的に疑おう。明日の「知」のために。

目次

予断・診断・独断 思考の目付き―遠くの山々の霞を見るように
1 致命的な誤解
2 対立する情報観
3 二〇世紀的発想
4 学際的な概念か
5 Xの哲学では
6 疑心暗鬼の果てに
7 脳は外界を志向する
8 なぜ反情報なのか

著者等紹介

赤木昭夫[アカギアキオ]
1932年、京都生まれ。専攻、科学史・技術論・メディア論。NHK解説委員、慶應義塾大学教授、放送大学教授を歴任後、著述活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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