出版社内容情報
「相対評価」から「目標に準拠した評価」へと、評価の考え方が大きく転換した現代、子供たちの未知の可能性を引き出す新たな「教育評価」の理論と実践を提起する。教職を志す人にも、現職教員にも最適の本格的テキスト。
内容説明
「相対評価」から「目標に準拠した評価」へと、評価の考え方が大きく転換した。子どもたちの未知の可能性を引き出す評価のあり方とはどのようなものか?教育評価論の歴史と成果を踏まえながら、新しい「教育評価」の理論と方法を提起する本格的テキスト。教職を志す人にも実践に取り組む教員にも最適。
目次
学力調査と学力実態
第1部 教育評価の立場と構造(「エバリュエーション」の成立;「教育評価」の混迷と再生;教育評価論の位相と展開)
第2部 教育評価の機能と方法(教育実践と教育評価の役割;評価方法の原理と新しい評価の方法;教育評価の制度とその改善)
第3部 日本における教育評価の歴史的展開(近代日本の教育評価の歴史;第二次世界大戦後の教育評価の歴史)
著者等紹介
田中耕治[タナカコウジ]
1952年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は教育方法学・教育評価論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あめこー
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教育評価に関する疑問に片っ端から答えてくれる。「評価」の問題は歴史的な変遷(特に社会からの要請、教育観・学力観)が大きく関わってきていることが分かった。 こんなに分かりやすい本が教科書だったら、さぞかし授業も有意義だろうなぁ、と思ったら「岩波テキストブック」……教科書でした。 読みごたえは抜群。参考図書も豊富で研究するにも、概略を知るにも必読の一冊。2012/05/09
kei46223
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これまで当たり前のように使っていた教育評価にかかわる用語を,一から捉え直すのに最適な本だった。この本に紹介されている本も読んでみたくなる。2011/06/20
今のところずっと一番最後
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ポートフォリオ評価のとこわかりやすかった2018/11/08
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