感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジュンジュン
6
本文150ページでは「二つのドイツを解釈するのに重要な多くの問題面やアプローチに対してわずかに言及する以上のことはできなかった」(139p)。東西ドイツの政治、経済、文化の相違点を指摘したのみ。消化不良の感あり。2020/10/26
YS-56
2
西と東。本書は、冷戦という国際情勢の中、資本主義と共産主義という異なる二つのドイツに分割した壮大な実験について、その成立から再統一までを歴史、政治、経済、文化の様々な面から分析をしています。1980年代末から90年代初頭の殆どよく分からない内に起きた東独の崩壊、ドイツ再統一といった流れもよく学べました。大きな視点から細かい視点まで、中々興味深かったです。2011/06/21
コマイヌ
1
素人にも読みやすく分かりやすく面白かった(訳注が良い)、がこれが頭に入ることはなかろうなと思う。そして歴史のダイナミズムもとい理屈をどうも信じられないのよな2025/04/24
ろーじゃ
0
戦後史の内容そのものは、極めてベーシックなものでしたが、著者がメアリー・フルブルックさんなので読みました。彼女のドイツに対する切り口や分析は、新鮮で毎回驚かされます。他の著作も是非とも読みたいです。2012/10/17
einelustig
0
この文献を読んで卒論方向転換した2011/04/22