シリーズ戦争と社会<br> 言説・表象の磁場

個数:

シリーズ戦争と社会
言説・表象の磁場

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月12日 06時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000271738
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0336

出版社内容情報

戦争が社会のあり方を規定していることを「総力戦論」が明らかにして久しい。しかし、戦争の形態が根本的に変化した今、戦争と社会の関係性も変容しているのではないだろうか。戦時から現在に至るまでの両者の関係を、社会学、歴史学、メディア研究、ジェンダー研究、宗教学、記憶論等の観点から読み解き、総合的に捉え返す。

内容説明

占領、戦中・戦後の世代間対立、ベトナム戦争、冷戦終結、インターネットの普及、そして福島原発事故といった社会変容のなか、戦争認識をめぐる正しさ/誤りはどのように変遷してきたのか。また、何が語られ、何が忘れ去られてきたのか。マスメディア、ポピュラーカルチャー、社会運動などの言説と表象から、「戦争の記憶の戦後史」を描き出す。

目次

総説 「体験」「記憶」を生み出す磁場―戦後と冷戦後の位相
第1部 拮抗する「反戦」と「好戦」(国民参加のファシスト的公共性―戦時デモクラシーのメディア史;ミリタリーカルチャーの出版史―戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩;日本遺族会と靖国神社国家護持運動)
第2部 戦争体験論のポリティクス(「戦中派」とその時代―断絶と継承の逆説;小林金三と「満洲国」建国大学―『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座;沖縄戦記と戦後への問い―「本土」への懐疑と希求)
第3部 冷戦後の社会と前景化する記憶(被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」―国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説;ネット時代の「歴史認識」―「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ;原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」―「感謝」による統合とリスクの個人化)

著者等紹介

蘭信三[アララギシンゾウ]
1954年生。大和大学社会学部教授。歴史社会学、戦争社会学

石原俊[イシハラシュン]
1974年生。明治学院大学社会学部教授。歴史社会学、島嶼社会論

一ノ瀬俊也[イチノセトシヤ]
1971年生。埼玉大学教養学部教授。日本近代軍事史・社会史

佐藤文香[サトウフミカ]
1972年生。一橋大学大学院社会学研究科教授。ジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学

西村明[ニシムラアキラ]
1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。宗教学・文化資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しじま・炎のラニーナchang

0
「語り」の社会的磁場を読み解き、戦争の「語り」における制約・忘却を可視化。2022/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19287722
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品