内容説明
バクテリアの遺伝子が組み込まれた腐らないトマト。発ガン遺伝子をもつ実験用マウス。―高度資本主義とテクノサイエンスの結合が生みだす新たな生命体に、現代フェミニズム思想の旗手ダナ・ハラウェイが「共感を覚える」と言うのはなぜなのか?自然と人工、純と不純といったカテゴリー分けがもはや成り立たないハイブリッドな時代のありようをうつしだす。
著者等紹介
マイアソン,ジョージ[マイアソン,ジョージ][Myerson,George]
ロンドン大学キングズ・カレッジ英文科助教授。文化理論
須藤彩子[ストウアヤコ]
1967年生まれ。津田塾大学大学院博士後期課程単位取得退学。東京外国語大学非常勤講師。アメリカ文学
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