シリーズ・現代経済の課題
医療経済論

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000270489
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C0333

内容説明

医師不足や医療過誤、医療機関の消滅、医療費の急激な上昇など、日本の医療はいまや危機に瀕していると言われる。日本の医療制度のどこに問題があるのだろうか。日本の医療の現実はどう理解されるべきなのか。本書は、健康と生命を支える医療制度の基本的な仕組みを経済学の視点から丁寧に解説し、医療問題が生じるメカニズムを解明する。医療費の増加、診療報酬のあり方、医療における規制改革の是非、医療保険制度改革、不採算医療、混合診療といった具体的な問題を、社会的公正と効率の観点から社会科学的に究明。医療問題の構造と全体像を捉える本格的な医療の経済学。

目次

第1章 日本の医療問題
第2章 日本の医療制度―医療サービスの需要、供給、医療保険
第3章 医療サービスの性質と医療制度
第4章 医療保険制度―公的医療保険制度のメカニズム
第5章 医療サービスの供給者の行動
第6章 競争と規制―日本の医療制度における望ましい規制、医療政策

著者等紹介

大森正博[オオモリマサヒロ]
経済学者。1965年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授。専門は、医療経済学、公共経済学、社会保障論。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。城西大学経済学部専任講師、助教授、お茶の水女子大学生活科学部助教授を経て2007年4月より現職。論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

1
10. 20  日本の医療制度はどこに問題があるのか。医療費増加、診療報酬、不採算医療、規制改革の是非、医療保険改革といった具体的問題に即して、社会公正と効率の観点から社会科学的に究明する、本格的な医療の経済学。2008/08/06

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