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出版社内容情報
表面的な世俗化の影で、常に日本人の精神世界を魅了し続けた戦後宗教の変遷を、多彩な作品群を通じて描き出す。
内容説明
戦後を癒し、脅かす。激動の戦後社会の変容に寄り添うかのように離合と消長を繰り返す「宗教」の系譜を辿る。現代に活きる思想資源を探訪するアンソロジー。
目次
1 社会混乱期の宗教―敗戦~五〇年代半ば(神道―一九五一年(折口信夫)
現代神社の諸問題―一九五六年頃(葦津珍彦) ほか)
2 影響力を増す新宗教―高度成長期(戦後の新興宗教―『日本の新興宗教』一九五九年(高木宏夫)
宗教教育の基本問題を探る―一九五六年(岸本英夫) ほか)
3 精神世界とナショナリズムへの傾斜―七〇年代半ば~八〇年代(教団改革の心理学―現世利益を忘れずに・一九七七年(小野泰博)
新宗教の現況―「脱近代化」にむけた意識変動の視座から・一九七九年(西山茂) ほか)
4 情報化に揺らされる宗教―九〇年代以降(心なおし・新霊性運動・心理療法―新霊性運動を知っていますか・一九九四年(島薗進)
解けない霊感・霊視商法の謎―欺く側の論理/欺かれる側の心理・一九九六年(藤田庄市) ほか)
著者等紹介
井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年生。國學院大學神道文化学部教授。博士(宗教学)。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。同大学文学部助手を務めたのち、國學院大學日本文化研究所講師、助教授、教授を歴任、2002年より現職。2013年より同大學研究開発推進機構長を兼任。専門は宗教社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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