科学技術をめぐる抗争

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  • サイズ A5判/ページ数 350p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000270342
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0320

出版社内容情報

原爆から3・11まで、人間の生活に圧倒的な変革をもたらした科学技術を前に、日本社会が紡いだ思考の変遷を辿る。

内容説明

敗戦後、平和と進歩を約束していたはずの科学と人間との幸福な関係は、先端の科学技術の発達と普及にともなって次第に軋んでいった。原爆の衝撃から復興、公害、機械化、大量消費社会の到来、二度の大震災…戦後日本社会のいくつものターニングポイントにおいて科学技術は、圧倒的な力で人間の生の在り方を変えながら、同時にカタストロフを回避するための粘り強い知性をも産み出してきた。科学の在り方を鋭く問う21篇の思索を辿りながら、「三・一一」後の科学思想の行く末を模索する。

目次

1 敗戦と科学技術―原爆の平和利用をめぐって
2 公害問題のインパクト―われわれは何を学んだのだろう
3 問い直される科学―六八年のインパクト
4 自然と社会の新たな関係―社会主義を超えたオルターナティブ
5 神戸から三・一一へ
解説 科学技術の七〇年―三・一一後に生きるために

著者等紹介

金森修[カナモリオサム]
1954年生。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学講師、東京水産大学助教授、東京大学大学院教授等を歴任。専門はフランス哲学、科学思想史、生命倫理学。2016年5月26日歿

塚原東吾[ツカハラトウゴ]
1961年生。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。東京学芸大学修士課程修了。博士(医学・ライデン大学)。ケンブリッジ大学ニーダム研究所にてフェローを務めたのち、東海大学文学部助教授を経て現職。専門は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

numainu

2
評価C2016/08/25

ますたけ

0
歴史的に価値のある論考をまとめたものだと思った。3.11以降の科学をもっと知りたい2016/09/24

マウンテンゴリラ

0
本シリーズの2巻、平和国家論と科学技術論をとりあえずと言うレベルかもしれないが読了した。細部に亘る内容の理解に関しては、不十分であると認めざるを得ないが、2巻を通して強く感じられたことは、戦後における国家および国民の最大関心事と言ってもよいこの二つのテーマが、いかに思想化されてこなかったかと言うことであった。それは、本書の内容が思想に値しないというのでは全くない。全く逆に、本書に集められたような論考を、知識人、そして国民が血肉化してこなかったかと言うことであった。→(2)2018/04/18

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