出版社内容情報
西洋形而上学への厳密な問い直しである脱構築。それはデリダという固有名、彼の哲学的コンテクストのみに関係しているわけではない。「出来事としての脱構築」は、単なる分析の技法を越えて、現代の実践的諸問題への批判的介入を可能にし、新たなコンテクストを生成させる。それは我々の思考にどのような地平を切り拓くのか。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shin_ash
4
脱構築とよく聞くが意味はわかっていなかったので、いい機会と思って読んでみることにした。新装版と言うことで少し古いのだろうが、哲学なのでそれなりに良書だろうと期待した。格調高い言い回しがピンとこないところもあったが、なんとなくでも脱構築とはどう言うものなのかはわかった気はする。要はテクストを読む技法なのだろう。依存関係を逆方向に解体しつつ一捻りして再構成する様な印象を受けた。対象がなんであっても脱構築的な読み方ができる様になると色々発見できてさぞ楽しかろうと思う。尤も適切に読むにはセンスが要求されそうだが。2026/09/30




