内容説明
法とは何か?それはなぜ存在し、社会のなかでいかなる役割を果たしているのか?正義や権利、道徳にかんする問題とはいかなる関係を持つのか?法をめぐる主要な思想や学派について、自然法論、ベンサムやオースティンの法実証主義などの伝統的な理論はもちろん、H.L.A.ハートやドゥオーキンの法理論、ロールズの正議論、さらにデュルケームやウェーバーの社会学的アプローチ、批判法学やフェミニズム法理論まで、多岐にわたる理論をコンパクトに解説。法哲学のエッセンスを学ぶための格好の入門書。
目次
序説
1 自然法
2 法実証主義
3 解釈としての法
4 権利と正義
5 法と社会
6 批判的法理論
著者等紹介
ワックス,レイモンド[ワックス,レイモンド][Wacks,Raymond]
1946年生。香港大学名誉教授。法理論・人権論
中山竜一[ナカヤマリュウイチ]
1964年生。大阪大学大学院法学研究科教授。法理学・法思想史
橋本祐子[ハシモトユウコ]
1973年生。九州産業大学基礎教育センター准教授。法哲学
松島裕一[マツシマユウイチ]
1979年生。摂南大学法学部助教。法理学・法思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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