内容説明
経済現象の結果である経済データを帰納的に分析して、経済現象の姿を描くことが経済統計の目的である。この本では、現実の経済を考える前提となる数字・数量データの統計的扱い方を学び、やさしい統計学の基礎から実際の経済データの読み方、加工の仕方、統計的推測の方法までを、現実の日本経済を例にして説明する。
目次
第1章 経済統計とは何か
第2章 データの特性値―1変数の場合
第3章 度数分布
第4章 多変数データの整理
第5章 データの加工
第6章 経済変数間の関係分析
第7章 確率変数と確率分布
第8章 標本分布と確率モデル
第9章 推定と検定
第10章 回帰モデルによる統計的分析
著者等紹介
田中勝人[タナカカツト]
1950年生まれ。73年一橋大学経済学部卒業後、オーストラリア国立大学大学院に進む。金沢大学講師、助教授、一橋大学助教授を経て、一橋大学大学院経済学研究科教授。Ph.D.。専攻は統計学、計量経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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