内容説明
夢言語とも祝祭言語とも酩酊言語ともいわれ、無数の小宇宙を内包する大宇宙にもたとえられる巨大な言語の建造物『フィネガン』は、死と再生、墜落と上昇の航跡をさらに進めて行く。
著者等紹介
ジョイス,ジェイムズ[ジョイス,ジェイムズ][Joyce,James]
1882‐1941年。アイルランドの作家。ダブリンのユニヴァーシティ・カレッジ卒業。三十歳で母国を出てからは、パリ、トリエステ、チューリヒなどを転々とする。主著に『ダブリンの人々』『若い芸術家の肖像』などがある
柳瀬尚紀[ヤナセナオキ]
1943年北海道生まれ。早稲田大学大学院修了。英米文学
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