岩波モダンクラシックス
自我の起原―愛とエゴイズムの動物社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000266697
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C0336

出版社内容情報

比較社会学の視座から現代世界を考察してきた著者が,「人間的自我」の探究のために遺伝子理論・動物行動学・動物社会学の領域に踏みこみ,「自我」成立の前提としての動物個体の行動の謎に迫り,自我の起原を探る.

内容説明

地球上に存在するあらゆる生命の歴史において、「個体」の発生とその主体化という出来事ほど画期的な事象はない。「人間的自我」の探究のために遺伝子理論・動物行動学・動物社会学の領域に踏み込み、「自我」成立の過程をさぐった野心作。

目次

1 動物の「利己/利他」行動
2 “利己的な遺伝子”理論
3 生成子の旅―“個の起原”の問い
4 共生系としての個体―個体性の起原
5 “創造主に反逆する者”―主体性の起原
6 “かけがえのない個”という感覚―自己意識の起原
7 誘惑の磁場―エクスタシー論
テレオノミーの開放系―個の自己裂開的な構造
補論1 “自我の比較社会学”ノート
補論2 性現象と宗教現象―自我の地平線

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スパイク

11
文庫版で読んだことがあるので再読。今回もほとんど理解できていない。前回の感想を見直してみたが、イイ評価していた。でも、今回はただ難しかっただけって感じ。正直言うと、読み終わるまで、再読であることを意識できていなかった。こんな本スラスラ読んで理解できる人がいるのかと思うと、自分が本物の馬鹿になったような気がしてくるから、もう再読は止めます。2015/02/11

とらい

0
動物社會學の本。利己的遺傅子論に觸れる。

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