出版社内容情報
「おい、小僧。いや、君。これから散歩に出るぞ。一緒に歩こうか」。『週刊新潮』の人気連載が生まれ変り、全4巻の「完全版」となって堂々書籍化。かつて「小僧」と呼んだ全ての同朋に向け、等身大の北方謙三が、人生の歓びと切なさを綴り倒す。第Ⅰ巻には、伝説の中編小説「ブルースがあたしを抱いた」を収録。
内容説明
等身大の北方謙三が、人生の歓びと切なさを綴り倒す。8年におよぶエッセイの旅路、ここに開幕。魂を揺さぶる中篇小説「ブルースがあたしを抱いた」を特別収録。
目次
第1部 ふたりだけの空(さあ歩こうか;昔からロックンロールだろう;声だけのデヴィッド・ボウイがいた;レシピなんか蹴っ飛ばせ;これが男の夜なのかな ほか)
第2部 いまそこにいる君は(また君と歩こうか;時には格闘家の気分になって;私は血の涙を流したことがない;もうヤクには手を出さない;うむ音痴ではなかったぞ ほか)
特典小説 ブルースがあたしを抱いた
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。20年旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
KAZOO
柴多知彦@cinema365
都人
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