出版社内容情報
原理主義-この言葉で我々はなにを語ろうとしているのか.イラン革命を契機として大きな注目をあびた,この曖昧で多義的な現象を,現代の状況と研究史のなかに位置付け直し,比較概念としての原理主義という可能性を探る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
koke
8
大学生の時に何の予備知識もなく、ただ背伸びして購入し、以降まったくページを開かなかった積読でした。原理主義という言葉がイスラム教に対してのレッテル貼りのようになってしまっているという課題がありつつ、どのように理解すべきかといった内容でしょうか。今はイスラム過激派と呼ぶことが多いですかね。本書は911以前なんですね。ユダヤ教原理主義についての記述もありますが、知識なく難しかったです。専門書なのでやむなしですが。イスラエル、ガザの問題も今はあります。経過や歴史を知らねば、と思います。2025/08/04




