出版社内容情報
自らの足場である狂言を世界演劇のなかで捉えなおし,新たな挑戦を続ける野村萬斎.身体芸術の表現者としての経験と思考を,いま,自らの言葉で語りおろす! 最新ロングインタビュー,蜷川幸雄,渡辺守章,夏木マリ,伊藤キム,いとうせいこう,河合祥一郎,網本尚子らによる,多彩な萬斎論,主要演目の茂山千作,野村万作との三人三様の芸談を掲載.
内容説明
世界演劇のなかで挑戦を続ける狂言師、野村万斎。身体芸術の表現者として、その経験と思考を、いま自ら語る。主要演目についての茂山千作、野村万作との三人三様の芸談、蜷川幸雄、渡辺守章、いとうせいこう、伊藤キム、夏木マリ、河合祥一郎、網本尚子による万斎論を掲載。
目次
さぁ、あるべき場所に行こう!(蜷川幸雄)
万斎独言(語り手・野村万斎)(伝統と現代、日本と世界(聞き手・山口宏子)
現在を生きる狂言師(聞き手・土屋恵一郎))
狂言三人三様(語り手・茂山千作;野村万作;野村万斎)(萩大名;靱猿;止動方角 ほか)
野村万斎の世界(風姿あるいは万斎の身体(渡辺守章)
“型”という異和(いとうせいこう)
裏切りの表現者(伊藤キム) ほか)
著者等紹介
野村万斎[ノムラマンサイ]
1966年、野村万作の長男として、東京に生まれる。1970年、「靱猿」で初舞台。1989年、東京芸術大学音楽学部卒業。1994年に万斎を襲名し、文化庁芸術家在外研修制度で渡英。狂言の舞台への出演はもとより、映画「乱」「陰陽師」、舞台「子午線の祀り」「オイディプス王」「ハムレット」、ドラマ「花の乱」「あぐり」等にも出演し、幅広く活躍。2002年、世田谷パブリックシアター芸術監督に就任
土屋恵一郎[ツチヤケイイチロウ]
1946年生まれ。法哲学者・能楽評論家。明治大学法学部教授。芸術選奨選考委員(古典芸能部門)、芸術祭審査委員(演劇部門)を歴任
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感想・レビュー
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