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狂言三人三様 茂山千作の巻

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000262781
  • NDC分類 773.9
  • Cコード C0374

出版社内容情報

京都・茂山家を率い,現代狂言界の頂点に立つ1人,茂山千作の世界.芸歴80年を語る最新ロングインタビュー,梅原猛,瀬戸内寂聴,喜志哲雄,高橋睦郎,山本陽子,権堂芳一,弟・息子・孫ら,ゆかりの9人による千作論,主要演目の野村万作,萬斎との三人三様の芸談を掲載.

内容説明

広く愛され味わい深い「お豆腐狂言」を標榜する京都・茂山家を率い、現代狂言界の頂点に立つ一人、茂山千作。約八十年の芸歴を語る最新ロングインタビュー、主要演目についての野村万作、野村萬斎との三人三様の芸談、梅原猛、喜志哲雄、高橋睦郎、瀬戸内寂聴、山本陽子、権藤芳一、息子・千五郎、孫・正邦、弟・千之丞による千作論を掲載。

目次

千作独言―(茂山千作)
狂言三人三様(茂山千作;野村万作;野村萬斎)(末広かり;素袍落;千鳥;右近左近・内沙汰 ほか)
茂山千作の世界(千作の語りと笑い;素狂言「九十九がみ」顛末記;茂山狂言のパワー;東京の母として、ファンとして ほか)

著者等紹介

野村萬斎[ノムラマンサイ]
1966年、野村万作の長男として、東京に生まれる。1970年、「靭猿」で初舞台。1989年、東京芸術大学音楽学部卒業。1994年に萬斎を襲名し、文化庁芸術家在外研修制度で渡英。狂言の舞台への出演はもとより、映画「乱」「陰陽師」、舞台「子午線の祀り」「オイディプス王」「ハムレット」、ドラマ「花の乱」「あぐり」等にも出演し、幅広く活躍。2002年、世田谷パブリックシアター芸術監督に就任

土屋恵一郎[ツチヤケイイチロウ]
1946年生まれ。法哲学者・能楽評論家。明治大学法学部教授。芸術選奨選考委員(古典芸能部門)、芸術祭審査委員(演劇部門)を歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tama

10
図書館本 千作・千之丞兄弟がどっちも存命の頃。これは凄い本。千作さんと長男と二人インタビュー、演目ごとに千作、野村万作(満載の父)、萬斎がそれぞれに思うところを語る、識者による関西狂言の歴史、息子たちによる千作のこと、弟千之丞による兄のこと。ほぼ完ぺきに千作を語りつくしたと言えます。萬斎は千作の「理屈がなくてもめでたいお正月でござる、と言い放てるパワー」を凄いという。なぜか、私には野村家は理屈の方が強いと感じた。千之丞さんの「能と一緒に滅びたくない」はYES。田舎者は能を習いに行っても狂言は習わない2019/08/04

sayu

0
★★★★☆

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