内容説明
構造主義以降の思想動向に呼応しつつ、和語を生かして人間体験の基層にふれる哲学の実験。
目次
“おもて”の境位―“おもて”の解釈学試論1
“かげ”についての素描―“おもて”の解釈学試論2
あらわれとCopula―“おもて”の解釈学試論3
仮面と人格―仮面の論理と倫理に向けて1
固有名詞と仮面のあいだ、または固有なるものの神話―仮面の論理と倫理に向けて2
仮面の解釈学―時と影のたわむれ
「コスモス化」と人「間」の諸相
人称的世界の論理学のための素描
「ふれる」ことについてのノート―文化の活性化をめぐって
自在・ふるまい・かなしみ
生と死のあわい
儀礼の位相―コラージュのこころみ
ことば・もの・こころ
受難楽の沈黙―ルター、キルケゴール、ファウストをめぐる試論
運命愛と音楽の倫理
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