正義への責任

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  • サイズ B6判/ページ数 296,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000259637
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0031

内容説明

構造的不正義はいかに生まれ、いかに維持されるのか。そして、正義への責任を果たすにはどうすればいいのか。こんにちの政治の核心を突く主題を、ロールズ、アーレント、ファノンらの議論を駆使して論じ、「社会的つながり」のなかで、罪ではなく責任を担うことを提唱する。本書は、現代最高の政治哲学者の一人、アイリス・マリオン・ヤング(1949‐2006)が病のなかで執筆に打ち込み、遺作となった彼女の主著である。哲学者マーサ・C.ヌスバウムが、ヤングの人物像を語るとともに、本書について解説した緒言を収めた。

目次

第1章 自己責任から政治的責任へ
第2章 正義の主題としての構造
第3章 「罪」対「責任」―ハンナ・アーレントをめぐるひとつの読解、そして実践的批評
第4章 社会的つながりモデル
第5章 国境を越える責任
第6章 責任を避ける
第7章 責任と歴史的な不正義

著者等紹介

ヤング,アイリス・マリオン[ヤング,アイリスマリオン] [Young,Iris Marion]
1949‐2006年。アメリカの政治哲学者。ピッツバーグ大学公共・国際問題大学院を経て、2000年からシカゴ大学政治学部教授。在職中に食道がんで死去。政治理論、フェミニズム理論の分野で多彩な執筆活動を展開

岡野八代[オカノヤヨ]
1967年生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専攻は政治思想、フェミニズム理論

池田直子[イケダナオコ]
1979年生まれ。ヨーク大学大学院女性学部博士後期課程。Women in Conflict Zone Network研究員。専攻はフェミニズム平和理論、軍事暴力のジェンダー分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

8
岡野八代の役者あとがきのみ読了。アイリス・マリオン・ヤングの解説を読む。2021/04/17

すずき

2
責任についての構想を社会的つながりモデルと帰責モデルに分け、その責任の在り方について二元論を否定し、特にそれまで後景にあった前者のモデルを強調した点で大きな示唆を与える本ではあると思う。しかしながら、文量のわりに内容は薄くあまり分析的ではないという印象。本の序盤で分かったことを何度も何度も繰り返しているように思えた。キーになる概念だけ抑えていれば熟読する必要はないと個人的には思う。2018/05/28

砂糖 翠

0
一部だけ。コノリーに対する批判はそんなに当たってないような気もする。コノリーも同様に現代における一般化されたルサンチマンを問題視しており、そこで不正義を政治化する方法を述べている。アイデンティティポリティクスなどポストモダンに概ね当てはまるかもしれないが、p.175の批判は一考の必要あり。2016/04/14

_ray4472

0
読み中。特にスウェットショップに関する議論に注目して…

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