戦士の休息

個数:

戦士の休息

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月24日 03時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000259125
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0095

内容説明

三船敏郎からジブリ作品、『チキ・チキ・バン・バン』から『アベンジャーズ』まで―超一流の野球人が古今東西の映画を語り尽くした痛快エッセイ。山田洋次監督との特別対談を収録。

目次

カッコイイとは、こういうことさ。―ジョン・ウェインと三船敏郎
同じ映画を何度も観てきた。―オードリー・ヘップバーン
ここ一番では、納得するまで時間を使え。―『コクリコ坂から』
ナンバーワンであり、オンリーワン。―チャーリー・チャップリン
「オールスター」を考える。―『アベンジャーズ』
スウェーデンとハリウッドを観比べる。―『ミレニアム』シリーズ
偉大なるマンネリズムについて。―「男はつらいよ」、「007」シリーズ
野球の映画は興味ない。―『がんばれ!ベアーズ』、『プリティ・リーグ』
私の中には三船敏郎がいるのだろうか。―『用心棒』、『椿三十郎』
戦争映画について書くのは難しい。―『史上最大の作戦』、『私は貝になりたい』『ハート・ロッカー』
故きを温ねて新しきを知れ。―『宮廷女官チャングムの誓い』ほか韓国時代劇ドラマ
私の映画ベスト10
半世紀にわたる筋金入りのファンとして、最近の日本映画を観た。―『手紙』、『阪急電車 片道15分の奇跡』、『ディア・ドクター』、『八日目の蝉』
特別対談 山田洋次×落合博満

著者等紹介

落合博満[オチアイヒロミツ]
1953年、秋田県生まれ。元プロ野球選手・監督。79年にロッテオリオンズに入団、98年の引退までに三冠王を3度獲得など数々の偉業を残す。引退後は野球解説者・指導者として活動し、2004年に中日ドラゴンズ監督に就任。2007年にはチームを53年ぶりに日本一に導き、2011年には球団史上初の2年連続リーグ優勝を達成。同年、「野球殿堂」入りを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

42
落合氏の映画についての本。しかしながら、落合節は健在、全てを野球に関連づけし、自分の意見に結びつける方法なので、説得力は十分に伝わる。改めて感心させられるのは、やはり野球に関連づける情報収集力であろう。ここまで、野球に関連づけなくてもと思わせる、すべて野球に捧げる姿勢と思う、多分、落合氏もぼくのこの意見に全面的に賛成しないと思うが、ぼくはこの本を読んでも強烈にこの事を感じる。自分でもプロ野球にとってのスーパースターについて、60年代が長嶋、70年代が王、80年代は俺と言っている自負がそれを物語っている。2015/10/04

壱萬弐仟縁

37
落合氏は映画をジャンル問わず、何でも観る。一番の映画も特にない(4頁)。私の読書スタンスもこれに似る。野球人として言葉を大切にし、言葉の力で目標達成してきたという(35頁)。周囲を気にせず、勝利だけを追い求めている姿を見るのがスポーツ観戦の本質であり、楽しみ方(87頁)。ここまで映画にうるさ型だと思わなかった。映画の題材としての野球としてみると、昔よりもリアリティが重視されていると分析(106頁)。わたしなど映画は滅多に見ないので、落合氏に触発されて、読書とまではいかずとも、年1回は何か観る必要を感じた。2014/11/09

こうすけ

23
落合博満が書く映画評論、という奇書のような本作。ジブリから出版。これがなかなか面白い。高校時代、先輩の鉄拳制裁に嫌気が差し、野球部をやめ映画館に入り浸っていたという落合(試合の時だけ呼ばれて大活躍してたらしい)。センター返しが打撃の基本といわれるのはなぜなのか、といちいちその原理原則を問う姿勢は映画にたいしても発揮される。映画について常に野球に絡めて語るあたりが、この人の頭の良さを感じさせ、これなんの本だっけ?とならずに楽しめる。ここ一番では時間をかけろ、というのは至極名言。2024/02/01

じゅん兄

19
一年間スタジオジブリの月刊誌「熱風」に連載された映画のエッセイをまとめた本。野球はともかく、映画についてはどうなの?と思いつつ読みましたが、そこら辺の映画評論家が書いたものより断然いい。この人は野球だけでなく、何事にも真剣に向き合い、妥協をせず、物事の本質をきちんと捉えようとしている人なのだろう。ベスト10には異論があるし、その作品を語るならこっちだろう、と思うところが多々あるが、映画に対する思いは熱く伝わってくる。2013/09/01

クプクプ

18
この本を読んで、私が野球ファンだったことを改めて思い出しました。落合が現役時代、社会現象を起こしていた時代。なつかしい、忘れていた時代を思い出したという印象が強いです。心の平衡感覚を少し取り戻しました。落合の育った秋田にはプロ野球を観戦する環境がなく、最大の娯楽は映画だったそうです。山田洋次監督との対談もよかったです。落合は冷めた人間という思い込みがありましたが、実は心は熱いですね。特に9章の「私の中には三船敏郎がいるのだろうか。」は面白かったです。映画を野球に例えているので野球ファンにはオススメです。2017/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6998731
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。