• ポイントキャンペーン

祝島のたたかい―上関原発反対運動史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000259118
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

なぜ、反原発運動は持続しえたのか。三〇年以上にわたる島民主体の闘いがどのように担われ、地域の未来を切り開いていったか。運動を中心的に支えた「島民の会」元代表による、決定的な記録と思索。

目次

序章 上関原発反対運動を担ってきた祝島島民を知ってもらうために
第1章 上関原発計画の浮上と町民対立
第2章 上関原発の計画強行と現地での闘い
第3章 海を守る闘いと運動の拡がり
第4章 詳細調査の攻防と電力会社の不祥事
第5章 埋め立てをめぐる攻防の激化・長期化
第6章 二〇一一年三月一一日の東日本大震災・福島第一原発事故以降
終わりにあたって 島の闘いの特徴と今後の留意点

著者等紹介

山戸貞夫[ヤマトサダオ]
1950年、山口県上関町祝島生まれ。農家の長男として育ち、島根大学農学部卒業後、勤めた印刷会社で労働組合を結成。1985年に祝島の反原発運動に参加するため帰郷、以後反原発組織「愛郷一心会」会長、92年に改組した「上関原発を建てさせない祝島島民の会」代表を、2011年病気により退任するまで務める。また1989年より2007年まで祝島漁協組合長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尾張こまき

1
反対派のリーダー山戸さんによる、反対闘争の内側からの記録です。正直読みにくいですが・・・。この取り組みを30年も続けてきた島民のみなさんには脱帽。労働組合を立ち上げた経験のある山戸さんの功績も大きいと思います。しかし「もし3.11がなければ」っていうのは、島民にも読者にも共通の思いでしょうね。そして闘いはまだ終わっていません。本編ではほとんど触れられない島民の本音は巻末の座談会にて。けど岩波刊にしては誤字とか謎の白紙とかヘンな終わり方とか・・・なんだろうこの急ごしらえ感。2014/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6998727
  • ご注意事項

最近チェックした商品