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出版社内容情報
『ナルニア国物語』の作者にして,ファンタジー作品のみならず,中世・ルネサンス文学研究から神学的著作,文明批評まで,きわめて幅広い文筆活動を展開したC.S.ルイス.本書はその「別世界物語」に焦点を合わせ,キリスト教信仰と豊かな想像力の融合が生んだ,霊的ヴィジョンに満ちた物語世界の全体像を解き明かし,ルイス文学の魅力の核心に迫る.
内容説明
『ナルニア国物語』の作者にして、ファンタジー作品のみならず、中世・ルネサンス文学研究から神学的著作、文明批評まで、きわめて多彩な文筆活動を展開したC.S.ルイス。本書はその「別世界物語」に焦点を合わせ、キリスト教信仰と豊かな想像力の融合が生んだ、霊的ヴィジョンに満ちた物語世界の全体像を解き明かし、ルイス文学の魅力の核心に迫る。
目次
プロローグ 「別世界物語」へのいざない
第1章 C.S.ルイス文学の特質
第2章 「憧れ」に導かれて―『天路逆程』
第3章 「深い天界」の神話―『沈黙の惑星を離れて』『ペレランドラ』『かの忌わしき砦』
第4章 地獄からの使者と亡霊たち―『悪魔の手紙』と『天国と地獄の離婚』
第5章 C.S.ルイスによる福音書―『ナルニア国年代記物語』
第6章 愛の錯誤―『顔を持つまで』
エピローグ 文学とキリスト教
著者等紹介
竹野一雄[タケノカズオ]
1946年生まれ。青山学院大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程単位修得満期退学。博士(文学)(青山学院大学)。Wheaton College大学院神学研究科にて研究(1982‐3)。女子聖学院短期大学教授、恵泉女学園大学教授を経て、日本大学大学院総合社会情報研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。