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出版社内容情報
日本の思想において、「霊性」はいかに捉えられてきたのか。王権と神仏の拮抗、近代における国家と宗教の一元化と批判、戦後の憲法制定と社会変容など、霊性を軸に新たな思想史の可能性が提示される。その豊かな思想的蓄積から、生者と死者の共存、精神的領域での結合を追求する社会のあり方など、未来への思考をひらく。
内容説明
日本の思想において、「霊性」はいかに捉えられてきたのか。王権と神仏の拮抗、近代における国家と宗教の一元化と批判、戦後の憲法制定と社会変容など、霊性を軸に新たな思想史の可能性が提示される。その豊かな思想的蓄積から、生者と死者の共存、精神的領域での結合を追求する社会のあり方など、未来への思考をひらく。
目次
日本の思想をどう捉えるか
1 王権と神仏―日本思想史を再考する(日本王権論序説―世俗的存在か宗教的存在か;王権と儀礼―前近代思想の中の天皇;中世仏教の再定義―身体/勧進/神仏;「近世」という難問―「中世」でもなく「近代」でもなく;復古か革命か―「維新」という転換)
2 霊性から近代を捉え直す(近代化とは何だったのか―隠された霊性;さまよえる霊魂―近代の中の来世と霊魂;世俗/カルト/霊性―近代国家と宗教;夢みる憲法―前文から読む戦後憲法;きずなとしての霊性―境界を越えて結びあう)
王権と文化―古典文化の形成と再生
著者等紹介
末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻―仏教学、日本思想史。現在―東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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