流域管理の環境社会学―下諏訪ダム計画と住民合意形成

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流域管理の環境社会学―下諏訪ダム計画と住民合意形成

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000255707
  • NDC分類 517.215
  • Cコード C3036

出版社内容情報

長野県脱ダムの原点、下諏訪砥川流域で立ち上げられた流域協議会。この場で住民たちは議論を尽くし、住民間や行政との対立を乗り越えてきた。ダムによらない河川改修計画案への合意形成に至る道筋を、地域の歴史的背景も踏まえて詳細に検証、これからの流域管理には主体化した住民たちの「知」こそが不可欠であることを示す。

内容説明

長野県の脱ダムの原点、下諏訪砥川流域で立ち上げられた流域協議会。この場で住民たちは議論を尽くし、住民間や行政との対立を乗り越えていった。ダムに拠らない河川改修計画案への合意に至る道筋を、地域の歴史的背景を織り込みながら詳細な検証、これからの流域管理には主体化した住民たちの「知」こそが不可欠であることを示す。

目次

第1章 河川をめぐる問題から流域という課題へ
第2章 流域を捉えなおす
第3章 河川計画をめぐる対立と地域的背景―主体の継承としての諏訪地方の自然保護運動
第4章 砥川流域と住民のかかわり史
第5章 砥川流域協議会
第6章 包括的実在としての流域
終章 主体化する人々が担う「流域管理」に向けて

著者等紹介

保屋野初子[ホヤノハツコ]
1957年長野県生まれ。筑波大学卒業後、各誌編集デスクを務めるほか、ジャーナリストとして水資源開発・河川政策を中心にした国内外の環境問題について執筆。法政大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学(政治学)。2011年東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修了(環境学博士)。現在、執筆活動、都留文科大学社会学科非常勤講師ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

15
流域は地理的概念。降水が地形に沿って水系に集まる地表の範囲(11頁)。林政の流域管理システムが社会学に影響している(13頁)。現代の個人にとっての水害リスクは、水害は起らないはずでありながら、心理的、技術的にはむしろ個人の負担が増大し、被災のおりには悲惨さも増す(29頁)。ダム決壊はあり得ないので、決壊した際のシミュレートすらしていないのだ。地元住民の語りを丁寧に紹介、分析する社会学的手法には脱帽である。諏訪地方の自然保護運動の主体の系譜(図3-2、57頁)で 2014/08/10

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