ユーラシア乳文化論

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  • サイズ A5判/ページ数 576p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000254175
  • NDC分類 648.1
  • Cコード C3036

出版社内容情報

ユーラシア大陸各地のフィールドワークと文献調査によって,牧畜という生業の根底にある乳文化──家畜管理,搾乳,乳利用,乳加工等々──について詳細に比較分析.図表写真を多数用いて,大陸全域への乳文化の伝播・発達の歴史を論じ,その成果を以て牧畜論への言及を行う.20年に亘るユーラシア大陸の調査に基づく例を見ない壮大な研究成果.

内容説明

ユーラシア大陸各地のフィールドワークと文献調査によって、牧畜という生業の根底にある乳文化―家畜管理、搾乳、乳利用、乳加工、乳交易等々―について詳細に比較分析。ユーラシア大陸全域への乳文化の伝播・発達の歴史を論じ、その成果を以て牧畜論への言及を行う。20年に亘るユーラシア大陸全域に及ぶ調査に基づく、例を見ない壮大な研究成果。

目次

第1章 乳文化論と牧畜論
第2章 西アジア地域の乳文化
第3章 南アジア地域の乳文化
第4章 北アジア地域の乳文化
第5章 中央アジア地域の乳文化
第6章 チベット高原地域の乳文化
第7章 ヨーロッパ地域とコーカサス地域の乳文化
第8章 「ユーラシア大陸における乳文化の一元二極化」仮説の提起
第9章 乳加工体系・系列群分析の再考
終章 乳文化論から牧畜論へ

著者等紹介

平田昌弘[ヒラタマサヒロ]
1967年福井生まれ。1991年東北大学農学部畜産学科卒、1993年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了、1998年京都大学大学院農学研究科博士課程研究指導認定、1999年京都大学博士(農学)取得。2000年京都大学東南アジア研究所研究員(日本学術振興会特別研究員)を経て、2004年から帯広畜産大学准教授。1993‐1996年シリアの国際乾操地農業研究センター(ICARDA)に準研究員(青年海外協力隊員)として派遣され、植生調査と牧畜研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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