物語 介護保険〈下〉―いのちの尊厳のための70のドラマ

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物語 介護保険〈下〉―いのちの尊厳のための70のドラマ

  • 大熊 由紀子【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 岩波書店(2010/07発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000253086
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本の社会福祉の歴史において大きな転換点となった介護保険制度はどのようにして成立したのか。福祉と医療、現場と政策をつなぐ幅広いネットワークを構築し、実践的な問題提起を続けてきた著者の何年にもわたる仕事の集成。

内容説明

急速に進展する少子高齢化。にもかかわらず、日本型福祉の名のもとに、高齢者も障碍者も「家族で面倒を見るのが当然」とされてきたわが国では、様々な悲劇が繰りかえされてきた。そのあり方を抜本的に改め、介護の社会化への道を切り開くべく2000年に導入された介護保険制度はどのようにして誕生し、導入の過程においてはどのようなドラマが繰り広げられたのか。30年を超える綿密かつ広範な取材に基づき、図版と写真を豊富に駆使しながら、介護・介助の問題の諸相、日本の福祉が直面する現実を浮き彫りにし、日本人の生のあり方を問う。福祉と医療、現場と政策をつなぐ幅広いネットワークを構築し、実践的な問題提起を続けてきた著者ならではの労作。これからの日本をどのように構築するのかを考える上で必読の書。

目次

犬猿の仲を結んだキラリと光る縁結び
二つの「まさか」が…
村山首相誕生秘話
第六サティアンにて
自治労が輝いていた時代
一万人市民委員会登場
二つのコムスン
出会い、そして、真夜中のヘルパー
危うし「介護保険」
毎日徹夜、未明の会議〔ほか〕

著者等紹介

大熊由紀子[オオクマユキコ]
東京大学教養学科卒業後、朝日新聞社入社。女性初の論説委員として、医療、福祉、科学、技術分野の社説を17年間担当。大阪大学大学院教授を経て、国際医療福祉大学大学院教授。障害者欠格条項をなくす会共同代表。福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット・志の縁結び係&小間使いを名乗り、ホームページや「えにしメール」で幅広いネットワークを実現。実践的な問題提起を続ける。ノーマライゼーション思想の誕生と広がりを描き、日本の福祉を変えたと評価された『「寝たきり老人」のいる国いない国―真の豊かさへの挑戦』(ぶどう社)をはじめ、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すのす

1
上下巻を通読した。人と人の出会いや、いろんな関係者の協力があって、介護保険制度が立ち上がったということがよくわかった。個人的には、上巻で語られる、「寝たきり老人」問題など、介護保険の制度化前の日本の老人福祉・介護の実態が衝撃的だった。そして、現場の方がどれだけ痛切な問題意識を持って考え行動されてきたか。そういった現場の方とも協力して、個人の尊厳のために何ができるかを考え、カタチにするために格闘する仕事は、困難だけどもとても貴いと感じた。この分野に携わることができる自分は幸運だと思うし、また責任も大きい。2015/02/08

MANGA

0
2000年にできた介護保険成立までたいへんだったのね。2011/02/10

Ayano

0
退職された方にいただいた本。上巻に比べて、官公庁や自治体の話が多い。制度スタートに向けて、立案側と実施主体の市町村という構図で話が展開されていく。上下巻通して同じ人が何度か登場し、1つずつの章としてはすごく読みやすいけれど全体像を俯瞰してみようと思うと何度も同じ話が出ているような気もする。制度開始から幾度の改正も経て23年、使わずに済む生活が理想だけれども使う時にはその人と家族、地域の生活が守られる制度であってほしいと思った。2023/10/03

Akio Kudo

0
★★★ 読みやすさは評価できる。介護保険の欠陥があっても介護の社会化に貢献したのは事実だが、それでも社会保障費の切り捨ての方便にされたことも論じて欲しかった。、2018/03/27

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