もうひとつの声―詩と世紀末

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000253000
  • NDC分類 901.1
  • Cコード C0098

内容説明

現代社会における詩の機能を検証し、未来において詩が占める位置、担うべき役割を予言する、『弓と竪琴』『泥の子供たち』につづく詩論三部作の完結篇。ノーベル賞詩人の代表的詩論。

目次

第1部 詩と近代(語ることと歌うこと―長編詩について;断絶と収斂;詩、神話、革命)
第2部 詩と世紀末(少数者と多数者;量と価値;均衡と予測;もうひとつの声)

著者等紹介

パス,オクタビオ[パス,オクタビオ][Paz,Octavio]
1914‐1998。現代ラテンアメリカを代表するメキシコの詩人・批評家。シュルレアリスムの正統的・批判的継承者として知られる。インド・中国・日本の思想・文化にも通暁し、古今東西にわたる文明批評を縦横に展開。創作活動は多岐にわたり、詩集、詩論、評論を多数発表。驚嘆すべき博識と犀利な知性に裏づけられた評論と、二〇世紀を代表する詩業によって数々の国際的な文学賞を受賞。『もうひとつの声』を出版した一九九〇年にノーベル文学賞を受賞

木村榮一[キムラエイイチ]
1943年、大阪市生まれ。神戸市外国語大学学長。現代ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品