民主主義へのオデッセイ―私の同時代政治史

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民主主義へのオデッセイ―私の同時代政治史

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  • サイズ 46判/ページ数 454p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000248969
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

自民党に対抗する中道左派を築き、政権交代のある民主主義を作ろうとした政治学者は、政治に何を見、どう関わってきたか。昭和の終わりから安倍政権後まで、期待と挫折と試行錯誤が繰り返された三十余年を、いま率直に振り返る。自身の日記を織り交ぜて同時代政治をたどる回顧録。オルタナティヴを見出す挑戦は終わらない。

内容説明

自民党に対抗する政治勢力を作ろうとした政治学者は、政治に何を見、何を期待し、どんな試行錯誤を続けたのか。30年余りにわたる日本政治との関わりを振り返る回顧録。

目次

第1章 一九八九年という幕開け
第2章 冷戦終焉と憲法論議の転回
第3章 政治改革と政党再編の幕開け
第4章 細川政権と選挙制度改革の実現
第5章 保守本流のアンカーとしての村山政権
第6章 Intermezzoイギリス滞在記
第7章 小泉構造改革と野党の再構築
第8章 政権交代の実現
第9章 民主党政権の誕生と迷走
第10章 三・一一と民主党政権の挫折
第11章 安倍政権と戦後政治の行方
第12章 野党再編の模索

著者等紹介

山口二郎[ヤマグチジロウ]
1958年岡山市生まれ。東京大学法学部卒業。北海道大学法学部教授を経て、法政大学法学部教授。専攻、行政学・政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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お抹茶

4
当事者としての振り返りも含め,1990年代からの野党の動きを総括していく。著者の政治信条は明白で,切歯扼腕,欣喜雀躍度合いが著作や日記の引用から浮かび上がってくる。社会党のときから現在の立憲民主党まで,「大きな目的よりも自己満足を優先するというのが野党の政治家で,1990年代以来何回も失敗している」とまとめる。著者が望むような,社会民主主義政党と穏健保守による新しい政治勢力の形成という進歩派側の政党再編プロジェクトは,細川政権前夜の頃から何回も挫折した。野党側から見た日本政党政治史としても興味深い本。2024/02/10

わび

3
「平成デモクラシー」を奉じながらリベラルをやり続ける報われなさよ。政治改革前夜、「日本改造計画」に共感を寄せ、野党根性の染み付いた社会党に不満を募らせる姿からは筋金入りの近代主義がうかがえる。印象的なのは安保法制の争点化を「してやられた」と述懐する箇所。著者も護憲派を固める戦略では55年体制への逆戻りでしかないと痛切に感じているのだ。一方、民主党政権の崩壊後、リベラルを標榜しつつ二大政党の一翼を担えるような対立軸は誰も見出せていない。今年の衆院選を経てもその状況は変わっておらず、旅路はまだまだ続くのだ。2024/12/21

takao

3
ふむ2024/04/13

Oki

1
政権交代可能な二大政党制は対立軸がそんなにない国でも必ずあるべきものなのかどうかがよくわからない。 他国の対立軸はそれなりの説得力があると思う。 アメリカ:自国第一主義の度合いの違い。 中国やロシア:統制主義/自由主義(許す自由の度合い)。 しかし、現代の日本にはあまり対立軸がないように思う。 著者は、「軽武装+経済成長」という宏池会パラダイムのブラシアップを候補例としているが、ちょっと弱い。 本当はそんなに対立軸がないのに、政権奪取しようとすると、どうしても反対のための反対になってしまうのは無理ない。2024/07/16

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