出版社内容情報
いま、学生同士の対話や参加を重視した能動的な学びに注目が集まっている。様々な参加型授業の実践例を紹介しながら「本当の学び」のあり方を語る。
内容説明
いま、教育、企業、行政、医療、まちづくりの現場で、対話や参加を大切にした能動的な学びに注目が集まっている。ワークショップのパイオニアとして「参加型の場づくり」に長く取り組んできた著者が、東工大における教育改革をはじめ、学び合いの場づくりの様々な実践を紹介しながら「本当の学び」のあり方を探る。
目次
第1章 大学での参加型授業(東工大立志プロジェクト―少人数クラスでのグループワーク;大教室での参加型授業―同志社大学における大教室での参加型授業の取り組み;参加型授業の意義)
第2章 ファシリテーションの基礎スキル(ファシリテーション講座の始まり;ファシリテーションの五つの基礎スキル)
第3章 自分・自然・社会とつながる(人と自分自身;人と自然;人と社会;横軸と縦軸)
第4章 本当の学びへ向けて(「本当の学び」;修験道山伏修行の逆説;理系と文系教員の協働;ロジャーズの三原則)
著者等紹介
中野民夫[ナカノタミオ]
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。ワークショップ企画プロデューサー。1957年東京生まれ。1982年東京大学文学部宗教学科を卒業し、株式会社博報堂入社。1989年に休職留学し、1991年カリフォルニア統合学研究所(CIIS)の組織開発・変革学科修士課程修了。以後、人と人・自然・自分自身・社会をつなぎ直すワークショップや、参加型の場作りの技法であるファシリテーションの講座を多様な分野で実践。2012年に博報堂を早期退職し、同志社大学教授を経て、2015年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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