史料 満鉄と満洲事変〈上〉満洲事変前史―山崎元幹文書

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  • サイズ A5判/ページ数 589p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000248136
  • NDC分類 335.49
  • Cコード C3021

出版社内容情報

満洲事変勃発から80年.事変当時は満鉄の総務部次長で,のち最後の満鉄総裁となった山﨑元幹が,1928年から36年にかけて残した文書.満鉄は事変にどう関与したのか,歴史的空白を埋める満洲事変研究の第一級の史料を翻刻する.上巻には事変前の張学良政権との鉄道交渉関係文書などを中心に収録.

内容説明

山崎元幹(一八八九‐一九七一)は、一九三一年九月十八日の満洲事変勃発時、南満洲鉄道株式会社(満鉄)の総務部次長で、のちに最後の満鉄総裁となった。山崎が一九二八年から三六年にかけて残した貴重な文書をここに翻刻する。満鉄は事変にどう関与したのか、歴史の空白を埋める満洲事変研究の第一級の史料。上巻は事変前の張学良政権との鉄道交渉関係文書などを中心に収録した。

目次

第1部 満鉄資料とは何か(満鉄編纂史資料の現在;山崎元幹文書の史料学的考察―私文書から見た満鉄史研究の可能性)
第2部 満洲事変前史(満鉄と張学良政権;張学良政権との鉄道交渉;満鉄の懸案解決方針;張学良政権による利権回収)

著者等紹介

井村哲郎[イムラテツオ]
1943年生まれ。専攻は日中関係史。国際日本文化研究センター研究部特任教授

加藤聖文[カトウキヨフミ]
1966年生まれ。専攻は日本近現代史・アーカイブズ(歴史記録)学。人間文化研究機構国文学研究資料館助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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