検証 福島原発事故・記者会見〈2〉「収束」の虚妄

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検証 福島原発事故・記者会見〈2〉「収束」の虚妄

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000246835
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

政府による原発事故「収束」宣言から一年余り.宣言の裏で,事故現場では過酷な作業が続き,被災者たちは苦しい生活を余儀なくされている.政府・東電はこの一年,何をやってきたのか.そしてマスコミは何をどう報じてきたのか.記者会見,現地での取材を重ねた著者が「収束」の虚妄を明らかにする.

内容説明

二〇一一年一二月一六日、政府は原発事故「収束」宣言を出した。それから一年余り。事故現場では過酷な作業が続き、被災者たちは苦しい生活を余儀なくされている。東電・政府はこの一年、何をやってきたのか。マスコミは何をどう報じてきたのか。記者会見、そして、現地での取材を重ねた著者が、欺瞞に満ちた「収束」の虚妄を、明らかにする。

目次

1 「収束」宣言
2 漏れ続ける汚染水
3 被曝隠し
4 情報“非”公開
5 二つの秘密会議
6 避難する権利
7 原発再稼働
8 あるジャーナリストの死
9 いま何をすべきか

著者等紹介

木野龍逸[キノリュウイチ]
1966年生まれ。日本大学経済学部卒、編集プロダクションに所属後、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー、アウトドア雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライター兼カメラマンとして活動。主に車と環境やエネルギーとの関係、次世代車などについて国内、欧米、アジアで取材を行う。福島第一原発の事故後は、東電、政府の記者会見、福島県内の取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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山口透析鉄

31
連名だったのが木野氏だけになっていて、そこの詳細も個別の章で詳しく書かれていました。サンケイ新聞では正にフジサンケイムラのご本尊?ですので、まともな新聞記者はやってられなかっただろうとも思います。 実はこの本で取り上げられている話題、SNS(Facebookとかが顕著)の真っ当な識者の記事や著書を読めば詳しく出てきますし、原子力産業に諸問題があるのはだいぶ前から分かっていることです。 いわゆるファクトチェックの、手間暇の大変さ、具体例が出ています。 知らないのであれば、図書館本で良いので、読むべきです。2023/07/23

Humbaba

8
新しい状態を定義して,そこに達したことによって収束したとする.枠組みだけで考えれば,確かに収束したといえるのかも知れない.しかし,そんな形だけの収束は現実の前では何の意味もなく,国民に向けてのポーズにしかならない.2013/04/06

壱萬参仟縁

6
漏れまくりの原発事故現場(28頁)。漁業者の声を聴かない東電(30頁)。被曝隠し(42頁~)。44頁の説明では、BS-TBSでやっていたように、作業員が不足する事態に陥るのは想定される。失業者から調達されることにもなりかねない。現場では線量が知らされていないというのはどうしたことか?(47頁)。作業員の生存権はどうなるか。結局、彼らの中には急性心筋梗塞で亡くなった人までいる(69頁)。高線量現場で働いていたのではないか? との疑いが濃厚である。説明責任を促したい。3.11当時も避難放送はない。杜撰過ぎる。2013/05/12

sasha

3
一向に解決を見ない汚染水問題。作業員の方たちの待遇も改善されない。何が「冷温停止状態」だよなぁ。何をもって「収束」としたのか。野田佳彦を問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。否、小一時間どころじゃないな。東電も、政府も、監督官庁も、どこもかしこも責任逃れ。そのツケを引っ被るのは一体、誰だ?喉元過ぎれば熱さ忘れる…じゃないが、原発事故などなかったかように再稼働に舵を切る、この国ってなんだ?2014/04/25

yuzuriha satoshi

3
3.11以降 誰がどんな発言してどんな行動をとったのか そしてそれがどんな結果に繋がっていくのか 原発事故が本当の収束を迎えたとしても 前著と共に記録として読み継がれなくてはいけない2013/05/07

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