出版社内容情報
政府による原発事故「収束」宣言から一年余り.宣言の裏で,事故現場では過酷な作業が続き,被災者たちは苦しい生活を余儀なくされている.政府・東電はこの一年,何をやってきたのか.そしてマスコミは何をどう報じてきたのか.記者会見,現地での取材を重ねた著者が「収束」の虚妄を明らかにする.
内容説明
二〇一一年一二月一六日、政府は原発事故「収束」宣言を出した。それから一年余り。事故現場では過酷な作業が続き、被災者たちは苦しい生活を余儀なくされている。東電・政府はこの一年、何をやってきたのか。マスコミは何をどう報じてきたのか。記者会見、そして、現地での取材を重ねた著者が、欺瞞に満ちた「収束」の虚妄を、明らかにする。
目次
1 「収束」宣言
2 漏れ続ける汚染水
3 被曝隠し
4 情報“非”公開
5 二つの秘密会議
6 避難する権利
7 原発再稼働
8 あるジャーナリストの死
9 いま何をすべきか
著者等紹介
木野龍逸[キノリュウイチ]
1966年生まれ。日本大学経済学部卒、編集プロダクションに所属後、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー、アウトドア雑誌の編集部などを経て、フリーランスのライター兼カメラマンとして活動。主に車と環境やエネルギーとの関係、次世代車などについて国内、欧米、アジアで取材を行う。福島第一原発の事故後は、東電、政府の記者会見、福島県内の取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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