分断時代の法廷―南北対立と独裁政権下の政治裁判

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分断時代の法廷―南北対立と独裁政権下の政治裁判

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000246408
  • NDC分類 326.921
  • Cコード C0032

内容説明

「韓国の代表的な良心的人権弁護士」(金大中)が、四十年余に渉って担当した時局事件・政治事件百件余のうち、五〇件を選んで、事件の概要(時代背景、政治状況、裁判経過と結果など)を自ら綴る。朴正煕政権から盧武鉉政権まで、韓国の民主化、南北統一、人権擁護を求めた粘り強く広範な人々の戦いの軌跡を、法廷という場を中心に、弁護士の立場で証言する。本書は六〇年代軍事政権以後の今なお続く分断時代における民主人士たちの戦いの実録であり、韓国の現代史を正しく理解し、その苦闘と傷痕を直視し、犠牲者たちを記憶し、省察と希望へと導く精神的触媒となろう。

目次

第1章 戒厳令と反共法―朴正煕政権時代1(小説「糞地」筆禍事件―南廷賢;東ベルリン・スパイ団事件―李応魯ほか ほか)
第2章 維新憲法と緊急措置の下で―朴正煕政権時代2(東亜放送選挙報道事件―高濬煥;南山復活節礼拝事件―朴炯圭ほか ほか)
第3章 光州民主抗争と反軍事政権闘争―全斗煥政権時代(金大中内乱陰謀事件―金大中ほか;『労働とうた』著作権法事件―許秉燮 ほか)
第4章 民主化と統一への潮流―盧泰愚政権時代(白凡殺害犯安斗煕膺懲事件―権重煕;六月民主抗争事件(1)―金炳午ほか ほか)
第5章 分断時代を克服する道―金泳三・金大中・盧武鉉政権時代(作家・黄〓(せき)暎訪北事件―黄〓(せき)暎
「救国前衛」事件―鄭華麗ほか ほか)

著者等紹介

韓勝憲[ハンスンホン]
弁護士。韓国民主化・人権擁護運動家。1934年、全羅北道生れ。全北大学法政学部卒業後、検事を経て弁護士に。軍事政権下で多くの政治的事件の弁護を担当、75年、「ある弔辞」筆禍事件。80年、金大中内乱陰謀事件で服役、76‐83年、弁護士資格剥奪。93年以後、中央大学、延世大学等で著作権法講義、98‐99年、監査院院長、2005‐06年、司法制度改革推進委員会委員長、07年、全北大学法科大学碩座教授。『韓勝憲弁護士弁論事件実録』(2006年、全7巻、任昌淳学術賞、丹斎賞受賞)

舘野〓[タテノアキラ]
韓国語翻訳家。1935年、大連生れ。法政大学経済学部卒。2001年、韓国文化観光部長官より出版文化功労賞授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。