内容説明
作家がいちばんよくきかれる質問は「そのアイディアはどこからとったのですか?」「ゲド戦記」の作者ル=グウィンがファンタジーを紡ぐ想像力や言葉について、みずからの体験をまじえながら自由に、軽やかに語るエッセイ集。
目次
個人的なこと(自己紹介;インディアンのおじさん;わたしの愛した図書館)
これまでに読んできたもの(幸福な家庭はみな;現実にそこにはないもの―『ファンタジーの本』とJ.L.ボルヘス;子どもの読書・老人の読書―マーク・トウェイン『アダムとイブの日記』;内なる荒野―「眠り姫」と「密猟者」、そしてシルヴィア・タウンゼンド・ウォーナーについての追記;ページの外で/うるさい雌牛たち―朗読についてのおしゃべりと詩)
いま考えていること(“事実”そして/あるいは/プラス“フィクション”;遺伝決定論について ほか)
作家として書くこと(作家と登場人物;自問されることのない思いこみ;わたしがいちばんよくきかれる質問;年をとって書かずにいること)
著者等紹介
ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.][Le Guin,Ursula K.]
アメリカの作家。1929年、カリフォルニア州バークリー生まれ。『闇の左手』『所有せざる人々』などのSFで数々の賞を受賞、「ゲド戦記」シリーズでファン層を飛躍的に広げた
青木由紀子[アオキユキコ]
1954年、東京生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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唯誠
rinakko
plum
ゆーや
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