普請の顛末―デザイン史家と建築家の家づくり

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000246095
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

出版社内容情報

“豪胆な家”という願望が,箱型構造の家に結実し,これこそ未来を保証するデザインだと確信するまでの実録.使い捨ての家はもういらない,百年は住み継げる家をつくろう.-これからの住まいに関する知恵とわざを紹介.

内容説明

著名なデザイン史家が、“住宅名人”の建築家に依頼して家をつくった。“質素で豪胆な家”という願望が、箱型構造の家に結実し、これこそ未来を保証するデザインだと確信するまでの実録。使い捨ての家はもう要らない、百年は住み継げる家をつくろう。建築家との出会いから、それぞれの思いまで、知っておきたい家づくりの知恵とわざがここにある。

目次

1 家をつくりたい(どこに住むか;建築家・中村好文さんに出会う ほか)
2 設計そして工事へ(格子状の設計プラン;工事が始まる)
3 家の姿が現れる(骨格が建ち上がる;キッチンのレイアウト ほか)
4 使い捨てない家(生活がはじまる;玄関まわりと植物 ほか)

著者等紹介

柏木博[カシワギヒロシ]
1946年生まれ。武蔵野美術大学卒。現在武蔵野美術大学教授。デザイン史専攻

中村好文[ナカムラヨシフミ]
1948年生まれ。武蔵野美術大学卒。建築家/現在日本大学教授。住宅建築に専心。吉岡賞・吉田五十八賞特別賞受賞
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感想・レビュー

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おこ

0
建築をする人からすると物足りない内容の本だった。 結局その考えからどんなものが生まれたのか、言葉では書かれているけれど、ビジュアルがないのが残念。。 読んでいるだけだと、建築家とクライアントの間に壁があるように感じられてしまう。そしてこの本が新たな住まいを考えている人に勧めたいものかと聞かれても言葉に窮してしまう。好きな建築家も書いた本だから期待していたけど少し残念。家が出来上がる過程が書きたいのか、歴史への知をアピールしたいのか。ただ近代建築のディテールを散りばめたのは面白い。そういう引き出しは必要だ。2018/09/08

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