出版社内容情報
太平洋戦争開戦後、緒戦を有利に進めていた日本は、ミッドウェー海戦の敗北後、ソロモン諸島で一進一退の攻防を続け、徐々に戦線を後退させてゆく。一九四四年には連合軍がフィリピンに上陸、マリアナ諸島も陥落。戦局の悪化にともない昭和天皇の憂慮と苦悩は深まり、百武は側近体制一新のため辞意を固める。全三巻完結。
【目次】
凡 例
日 記
一九四二(昭和一七)年 一月一日~一二月三一日
一九四三(昭和一八)年 一月一日~一二月三一日
一九四四(昭和一九)年 一月一日~九月八日
関連資料
二七 西園寺公望宛書簡〔控〕
二八 声明書
二九 辞職願〔控〕
三〇 覚書
三一 百武侍従長宛原田熊雄書簡
三二 香月清司宛百武三郎書簡〔控〕
三四 戦略爆撃調査団質問事項
「雑録」
「雑録」挿入メモ①
「雑録」挿入メモ②
本書に登場する海軍軍人一覧
明治憲法下における宮中組織
側近要職一覧
百武三郎関係家系略図
天皇家系図・皇族家系図・朝鮮王公族家系図
解 説……………茶谷誠一
正誤一覧
主要人名索引



