ルポ 人が減る社会で起こること―秋田「少子高齢課題県」はいま

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ルポ 人が減る社会で起こること―秋田「少子高齢課題県」はいま

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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000245586
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

秋田は日本の未来だ――。世界最速ペースで進む日本の少子高齢化。中でも最も進行が早い世界最先端の高齢化地域・秋田でいま何が起きているのか?人が減ったエリアで増加するクマなどの獣害、警察官、公共交通や農業の担い手不足、活かせない観光資源など、首都圏を除くあらゆる地方が直面する課題を現地から報告する。

内容説明

秋田は日本の未来である。二〇二四年の出生数(推計)六八・七万人と、世界最速ペースで進む日本の少子高齢化。中でも人口減の進行が最も早い「少子高齢課題県」秋田で、いま何が起きているのか?人が減ったエリアで増加するクマなどの獣害、警察官や公共交通、産業の担い手確保の不安、生かしきれない観光資源―。「国の足腰」として都市の繁栄を支えてきた地方が、このままなし崩し的に衰退してよいのか。人口が集中する都市からは見えてこない、日本のあらゆる地方が直面する課題を現地から報告する。

目次

はじめに 「少子高齢課題県」のいま
第1章 人口減少の現在地
第2章 迫るツキノワグマ 増え続けるクマの被害
第3章 しょっぱさの壁 豊かな食文化と塩分
第4章 もったいない秋田
おわりに 問われる地方ジャーナリズム

著者等紹介

工藤哲[クドウアキラ]
1976年青森県生まれ。埼玉県で育つ。99年に毎日新聞社入社。盛岡支局、東京社会部、外信部、中国総局記者(北京、2011~16年)、特別報道グループ、上海支局長(18~20年)を経て秋田支局次長、現在、秋田支局記者。民法772条などの改正につながった無戸籍についてのキャンペーン報道で2007年疋田桂一郎賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

54
まさに身近で痛いほど感じているテーマ。具体的なことが書かれていて、考えることが多い。根っこにあることを考えず、表面的なことで済ませている今の風潮を考える。すべてのことに当てはまること。中長期の視点を持てるかどうかに尽きる。2025/06/07

まー

15
秋田県における人口減少に関する本書は秋田だけでは無いのは勿論他の地方都市での問題 秋田の独特の文化も交えて問題を提起していました 秋田県にルーツが在るので読んでとても興味深く読ませて頂きました2025/06/18

shikada

14
年間1万人以上が減り、少子高齢化がどこより早く進む秋田県の現状をまとめたルポ。シニア世代へのお祝い金の廃止が可決されないシルバー民主主義現象や、降雪地帯ゆえの移動(医療)コストの高さ、中小企業の後継者不足、人が減ることによるクマの侵出など課題を抱えている。魅力的な雇用がなく、若者が流失し続けるのがいちばん痛いように思う。書籍の後半は、秋田の食文化と観光地紹介的な内容で、タイトルと直接的に関係しない話のように思った。2025/06/21

ドラマチックガス

10
人が減る社会で起こることに関心があり読んだけれど、それに触れているのは一部で、基本的には「秋田県の課題と可能性ー人口減少、クマ、食生活、観光から」と言う感じだった。それぞれのパートは面白い。ただ、しりたいことについてはやや消化不良。上の世代が進学などで秋田を離れる若い世代に「なにもないところだし無理に帰ってこなくていいんだよ」といってしまうことの問題点、というのは案外重い。面白い取り組みはあっても、横のつながりがなく広がらないというのも。これこそ、著者らマスコミの腕の見せ所なのでしょう。2025/06/16

青雲空

8
後半はやや本論から外れていた(秋田の塩分摂取量の話)が、前半は読みごたえあり。今年も春からクマが秋田市街地に出没しているが、これはクマとヒトの緩衝地帯だった里山にヒトが入らなくなったため。こういうところにも人口減の影響が現れてくる。 2050年高齢化比率が45%を超える社会。何を守り何を捨てるか、待ったなしの時期が来ている。 2025/05/03

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