被差別部落に生まれて―石川一雄が語る狭山事件

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被差別部落に生まれて―石川一雄が語る狭山事件

  • 黒川 みどり【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 岩波書店(2023/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000245500
  • NDC分類 326.23
  • Cコード C0036

出版社内容情報

戦後を代表する冤罪事件「狭山事件」。被差別部落に生まれた、ただそれだけの理由で石川一雄は殺人犯として逮捕された。貧困ゆえの無学に苦しんだ生い立ち、三〇年に及ぶ獄中生活と部落問題への眼ざめ、仮釈放後も続く無罪を勝ち取るための闘い――その半生を辿りながら、部落差別が冤罪を生み出したことを明らかにする。

内容説明

戦後を代表する冤罪事件「狭山事件」。被差別部落に生まれた、ただそれだけの理由で石川一雄は殺人犯として逮捕された。貧困ゆえの無学に苦しんだ生い立ち、三二年に及ぶ獄中生活と部落問題への眼ざめ、仮出獄後も続く無罪を勝ち取るための闘い―その半生を辿りながら、部落差別が冤罪を生み出したことを明らかにする。

目次

第1章 狭山で生まれた少年―仕事と青春(一雄の生まれた被差別部落;誕生―父と母 ほか)
第2章 つくりあげられた「犯人」(突然の逮捕;「狭山事件」 ほか)
第3章 文字の習得と“部落解放”への目覚め―東京拘置所時代(死刑判決;文字を学ぶ―“看守さん”との出会い ほか)
第4章 労働と闘いの日々―千葉刑務所時代(上告棄却決定まで;千葉刑務所へ ほか)
第5章 「見えない手錠」をはずすまで(刑務所を出る;三二年ぶりの帰宅 ほか)

著者等紹介

黒川みどり[クロカワミドリ]
早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。博士(文学)。現在、静岡大学教授。日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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makio37

12
翌年に東京五輪を控え、直前の別件でも犯人取り逃がしの失態を演じていた警察は焦り、被害者宅の元作男の異常な自死の後、"生きたまま"の犯人を捕まえるため被差別部落を集中的に捜索。石川一雄の無知につけ入り、微罪の数々を責め立て、大黒柱の兄が真犯人との嘘もついて「自白」に利用。10年で出すという警視との「男同士の約束」を信じた一雄。マスコミも加担した部落差別はここまで酷かったのか。一雄が文字を書けるようになり一番喜んだのが、親の名でボールペンや封筒を差し入れてくれた"看守さんの奥さん"だったという話には泣けた。2023/09/09

takao

1
狭山事件の被告2024/09/26

とも

0
部落差別と冤罪がふと気になり、狭山事件の石川一雄さんの本を読みました。 1963年の24歳時に逮捕され、1994年の出所まで31年もの収監。被差別部落を中心に犯人捜査が進み、こじつけの様な証拠で犯人とされた石川青年。冤罪という人の人生を大きく変えることの罪深さを感じる。 お父さん、お母さん、姉さんも立て続けに80年代に亡くされていますが、ご家族も心配だったと思います。2025/02/22

てじゃせ

0
★★★2024/08/13

石橋

0
再審請求が今も続いてることをこの本で知った自分が情けない。部落差別は遠い過去の話だと思っていたけど、そうじゃなかった。2023/11/05

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