「人型」の美術史―まなざしの引力を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000245104
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

なぜ私たちは〈ヒトのカタチ〉に惹かれてやまないのか.旧石器時代から現代美術に至るまで古今の作品を精緻にたどりながら,その謎に肉薄する.その先に浮かび上がる,〈人型〉という視点に貫かれた壮大な歴史のダイナミズムは,21世紀を生きる人々のための新たな可能性を示すだろう.

内容説明

人類が、古代エジプト彫刻の前で、“モナ・リザ”の前で、ビル・ヴィオラの映像作品の前で立ち尽くすのはなぜか。細部をたどる一つ一つのまなざしの動きを緻密に分析し、この深遠なる謎に迫る。その果てに、誰も語らなかった美術史が浮かびあがる。

目次

序章 ヒトのカタチを巡る旅へ
第1章 出発―「人型」とは何か
第2章 分岐―二つのヴィーナス像
第3章 往還―“モナ・リザ”のまなざし
第4章 流動―レンブラントの迷路
第5章 懐胎―「偶像破壊」の二十世紀
第6章 帰着―再び「人型」とは何か
終章 五千年目の曲がり角の先に

著者等紹介

中村英樹[ナカムラヒデキ]
1940年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部哲学科(美学美術史)卒業。1965年、69年美術出版社主催芸術評論募集に入選。以後、近・現代美術の評論活動を展開。国際美術評論家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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陽香

2
201106282016/04/09

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